ヒドすぎる「人気ドラマ」の最終回3選! ハッピーエンドが大非難の理由

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

2020年の秋ドラマが続々と最終回を迎えているが、物語の結末をめぐって批判が起こっている作品が多い。

まずは、柴咲コウ主演の『35歳の少女』(日本テレビ系)。同作の主人公・望美(柴咲)は1995年、10歳の時に不慮の事故で突然長い眠りについてしまった女性。そして25年が経過して目覚めた時には、周りの人も環境も、そして自分自身もまるで変わっていた…というストーリーだ。

第1話から第9話まで、とにかく登場人物全員が不幸になるという暗い話が続き、一部では「見ると鬱になる」とまで評された同作。しかし、最終回では急に全員幸せになるというとってつけたようなハッピーエンドだったため、視聴者から《とんだ茶番を見せられた》という声があがってしまった。

妻夫木聡主演の『危険なビーナス』(TBS系)も最終回が酷評されてしまった。人気作家・東野圭吾氏のサスペンス小説が原作とあって、トリック自体は好評だったのだが、問題なのは恋の結末。主人公の伯朗(妻夫木)は、弟・明人の妻を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)にひとめぼれして一緒に捜査をしていたが、そんな伯朗をずっと親身に支えてきたのが、伯朗の助手を務める動物看護師・蔭山(中村アン)だった。

視聴者からは伯朗と蔭山がくっつくのではと期待の声があがっていたが、最終回でくっついたのは伯朗と楓。この結末に《胸糞悪い終わり方だったなぁ…。 見た目が好みだったらえぇんか》《蔭山さん当て馬にしたこと許さん》と批判が殺到してしまった。

『ハケンの品格』はどう受け止めたら…

最終回をめぐっては、過去にもさまざまな事件が起こっている。最近では、20年の夏ドラマ、篠原涼子主演の『ハケンの品格』(日本テレビ系)でもやらかしがあった。

13年ぶりに続編が作られたとあって、ファンからは期待の声が続出していた同作。最終回では春子(篠原)が人生初の〝派遣切り〟を受け、ショックからか、姿を消してしまうという展開が起こる。そして1年後、春子は突如、新人演歌歌手〝龍前寺アキ子〟と名前を変えて登場。実は昔からの夢だったという演歌歌手になって、総菜屋のオープニングイベントで歌うのだった。このなんとも珍妙な最終回に、当然視聴者から

《これはどう受け止めたら…》
《無理やり終わらせた感が強いなぁ~》
《え? これで終わり!? ウソでしょ!?》
《最終回の終わり方がもうムリ過ぎるwwww 何これwwww》

など困惑の声が続出していた。

万人を納得させる最終回を作るのは、なかなか難しいようだ。

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