『M-1』ドリームはおいでやす小田!!松本人志も笑福亭鶴瓶もどハマりのワケ!

日刊大衆

※画像はおいでやす小田の公式インスタグラム『@oideyasuoda』より
※画像はおいでやす小田の公式インスタグラム『@oideyasuoda』より

 12月20日、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)が生放送され、野田クリスタル(34)と村上(36)によるお笑いコンビ・マヂカルラブリーが優勝し、16代目王者に輝いた。

 優勝が決まった瞬間から、マヂカルラブリーのマネジャーの元には仕事依頼の電話が殺到。優勝から一夜明けた12月21日、2人はフジテレビの『とくダネ!』、日本テレビの『ZIP!』、TBSの『グッとラック!』に立て続けに出演し、2本目で披露して優勝をつかんだ「つり革」ネタを披露した。

「野田は『ZIP!』の中で“今日だけで10本以上”のテレビ出演があると明かしています。まさに2人は“M-1ドリーム”をつかみ取ったと言えるでしょう。ただ、マヂカルラブリー以上のM-1ドリームをつかむのでは、とささやかれている芸人がいるんです。それがおいでやす小田(42)なんです」(放送作家)

『M-1』の決勝1本目でトップ評価を受け、マヂカルラブリー、見取り図とともにファイナルラウンドに進んだのがおいでやすこが。おいでやすこがは、ピン芸人のおいでやす小田とこがけん(41)が2019年に結成したお笑いユニットだ。

「ピン芸人が組んだコンビが決勝に進出したのは今回が初のこと。決勝戦のファーストラウンドではこがけんの歌に、テンション高くキレまくる小田のツッコミが炸裂し、658点を獲得。見事1位で最終決戦に進みましたよね」(お笑いプロ関係者)

■審査員からも大絶賛

 ファイナルラウンドでは3票を得たマヂカルラブリーが優勝し、2票ずつ獲得した見取り図と、おいでやすこがが準優勝となった。

 ファーストラウンドでのおいでやすこがの漫才に対し、審査員の立川志らく(57)は96点をつけて「新しい形の漫才。普通あれだけ叫んだらうるさいけど、うるさくない。私は衝撃を受けた」と絶賛。上沼恵美子(65)も「ピン同士って聞きましたけど、どっちも本気だからすごいと思う。これはもう名人芸に達している。コンビを組んだほうがいい」と賛辞を送った。

 また、ダウンタウン松本人志(57)は「単純明快なんですけど、やっぱ笑っちゃう」とコメントしている。

「特においでやす小田が、松本さんにどハマりしていますよね。松本さんはおいでやす小田をイジるのが楽しくてしょうがない、という感じが伝わってきます。ファーストラウンドでも松本さんはおいでやすこがの漫才に95点と最高得点をつけていますし、ファイナルラウンドでも松本さんはおいでやすこがに票を入れています」(前出のお笑いプロ関係者)

 ファイナルラウンドの審査を終えて、松本は「過去の中で僕は大体2組で悩むんですけど、今回は3組で悩んだ。最終的に最初に高い得点をつけたおいでやすこがにした。いやあ、本当に漫才をやる幸せと、漫才を見ることの幸せを特に感じました」と語っている。

■『ワイドナショー』でもおいでやす小田の突っ込みが炸裂

 11月29日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、これまで芸歴不問だった『R-1ぐらんぷり』が芸歴10年以内に参加資格が変更となり『R-1グランプリ』と改題されることになったというトピックを取り上げた。

「ここにゲストとして登場したのが『R-1』の参加資格をいきなり失った、同大会に5年連続で決勝に出場していたおいでやす小田でした」(前出の放送作家)

『ワイドナショー』で松本は、「本人も思うところはあるよな? これは厳しいよ。せめて“来年から”ってしてくれんとな」と出場できない小田を気遣う発言をしつつも、「おいでやすくらい売れたらもうええんちゃう?」「テレビつけたら、どこにでも出てるもんな?」とコメント。

 これに小田は「どこがやねん! テレビで見たことあんのか!」と勢いよく突っ込みを入れ、スタジオの爆笑を誘った。

■おいでやす小田への愛あるイジり

 小田が『R-1』でやろうと考えていたコント「キレどころわからへん先輩ほど怖いもんない」を披露し、またもスタジオは笑いに包まれた。

 コントの感想を求められた松本は「いろいろ言いたいことはあるけど……ネクタイの色がよかったね」と述べると、おいでやす小田は「そこ!?」と声を荒げるも、松本から「もっと(テンションを上げて)言ってほしかった」と言われ、「なんや! 加減がわからんねん!」とおいでやす小田の突っ込みで再びスタジオは大いに盛り上がった。

「松本さんは番組の中で小田をイジりまくり、オンエア後にも“おいでやす小田。【ひとりR-1ぐらんぷり】優勝おめでとう~”とツイートしています。『ワイドナショー』でもずいぶん楽しそうにイジっていましたが、ツイートでの『R-1』の出場資格を失った小田への愛あるイジりも話題になりましたよね」(前同)

■『M-1』以前からおいでやす小田を評価していた松本

 小田は、5月2日放送の『松本家の休日』(ABCテレビ)にも出演。小田は松本との出会いについて「NGKのトイレでばったり会い“お前、面白いな”と言われて、天にも昇る気持ちになった」と回想している。

「以前から実力派芸人として評価され、先日の『M-1』で一気に注目を集めた小田ですが、松本さんもかなり前から彼の才能を高く買い、可愛がっていたということではないでしょうか。テンションの高い大声ツッコミが絶妙ですが、『ワイドナショー』での一幕にもあったように小田にはやや“ズレ感”、“ポンコツ感”もあって、そこをイジるのが楽しいとなっている感じですね」(前出の放送作家)

『M-1』終了直後に配信された『M-1グランプリ2020 世界最速大反省会~笑いの呼吸!漫才達人が全集中で全ネタ分析SP~』(GYAO)で、笑い飯の西田幸治(46)が「(おいでやす小田の)靴の音、生で見たらすごいんですよ。コンビ組むから見た目を寄せたわけじゃない。いつもの2人が合体した」と評し、相方の哲夫(45)も「(『R-1』の)出場資格が変わってこういうふうに挽回するとは。夢を与えた。ハチャメチャツッコミがバチッとハマった」と語った。

 また、ナイツ土屋伸之(42)が「地団駄ツッコミ、東洋館でもやってほしい。ぜひ来てほしい」とラブコールを送り、麒麟川島明(41)は「早く小田の前でボケたい。どんだけキレるんだろう、と。アンジャッシュの児島さんのようになるかも」と分析している。

 2021年、チャンピオンに輝いたマヂカルラブリーがどんどん売れていくのは間違いないでしょうが、おいでやす小田は天下の松本さんにハマりまくっていますし、さらに、笑福亭鶴瓶(68)さんにも可愛がられているんです。鶴瓶さんも松本さんと同様、小田が大のお気に入りで、番組やイベントによく呼んでいます。おいでやすこがで『M-1』準優勝という結果を残した今、テレビ番組への強いキャスティング権を持つ松本さん、鶴瓶さんも小田を呼びやすいですよね。もしかしたら、マヂカルラブリー以上の飛躍をし、2021年においでやす小田の年になるかもしれませんよ」(前同)

 マヂカルラブリーとともに、おいでやす小田も“M-1ドリーム”をつかみ取ることができるのだろうか!? まずこの年末年始の小田の活躍から目が離せない!

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