太田光は圧勝!?島田紳助、驚愕の「15億円訴訟」も!「週刊誌VS有名人」法廷バトル (3/3ページ)

日刊大衆

「一方、吉本興業について記載した部分については“所属タレントと暴力団の関係に寛容な会社であるとの印象を与えた”として名誉棄損を認め、講談社側に対し、吉本興業に110万円を支払うように命じました」(芸能記者)

■80年代のトップアイドルはプライバシー侵害で

 歌手の中森明菜(55)は隠し撮りによるプライバシー侵害で『女性自身』(小学館)を訴えている。

 2016年7月、自宅療養中だった中森の隠し撮り写真を掲載した『女性セブン』に対し、中森がプライバシーの侵害に当たるとして計2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があった。

「裁判では、中森が有名人であることや復帰への社会的関心が高いことを理由に“報道の自由”を主張した小学館でしたが、裁判官は“撮影は違法で苦痛は甚大。歌手としてのイメージや芸能活動の再開に悪影響を与えた可能性も考える”として同社とフリーカメラマンに計550万円の支払いを命じています」(前出の芸能記者)

■日本を代表する企業は約15億円訴訟

 日本を代表する企業の経営者が週刊誌を訴えた例もある。

『週刊新潮』の記事で名誉を傷つけられたとして、楽天と同社の三木谷浩史会長(55)らが発行元の新潮社に対して計14億8000万円の損害賠償を求めたのだ。

『週刊新潮』は、2006年8月と9月に、楽天のTBS株取得に関するインサイダー取引疑惑や、総会屋への利益供与の疑いについて、東京地検特捜部が楽天の三木谷社長らを事情聴取しているなどと報じていた。

「楽天側はこれを事実無根とし、14億8000万円という超高額の損害賠償を求める訴訟が行われました。判決では“取材結果はいずれも伝聞に過ぎず、記事を真実と認めることはできない”として名誉棄損を認定し、新潮社側に990万円の支払いが命じられました。

 楽天側は“損害に比して著しく低額”とし、最高裁に控訴しましたが最終的には和解が成立しています」(前出の芸能記者)

 2021年、有名人と週刊誌の新たな法廷バトルが勃発する可能性はあるのだろうか――?

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