説明できる? 「見る」と「観る」の違い (2/4ページ)

マイナビウーマン

(『例解 新漢和辞典』三省堂)

「観る」には、「観光」などに使う(1)の意味、「観察」などに使う(2)の意味があります。

観光も観察も、偶然で行うものではありません。そこに体を運んだり、顔を近づけたりして主体的に「みる」行為です。

つまり「観る」は、「どこかに行って、みたい物をみたり、目の前にある物に視線を集中させてみたり」と、能動的な意味での「みる」を表します。

◇「見る」は受動的、「観る」は能動的

以上のことから、狭い意味でいえば「見る」と「観る」の間には、明解な違いがあります。

ずばり、「見る」と「観る」の違いは、そこに「意識」があるかどうかです。

「見る」は、無意識で、受動的。

一方、「観る」には、前提として動植物や自然、試合や芸能などの対象を見きわめようという意識や行動があり、能動的です。

■「見る」と「観る」の使い分け(例文付き)

ここまで述べたように、「見る」と「観る」の違いは、「意識」の有無です。

「見る」は対象が無意識に視界に入った時に使い、「観る」は対象を意識的に視界に入れた時に使います。

例えば、野球の試合を球場へ行って「みる」時には、「観る」を使うと良いでしょう。応援したり、得点を見守ったりして意識的に「みて」いるわけです。

また、同じ野球の試合でも、たまたま通りがかり、試合の様子が目に入った場合には「見る」がふさわしいでしょう。

◇「見る」を使うのは、無意識に「みて」いる時

次のように、日常的な動作で無意識にテレビを見ている時や、電車の中でたまたま視界に入った時などには「見る」を使います。

・昨日は、夕食後にテレビを見ていて、そのまま寝入ってしまいました。 ・電車の中で化粧品の中吊り広告を見ていたら、衝動的に欲しくなりました。

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