説明できる? 「見る」と「観る」の違い (4/4ページ)
◇「診る」
「診」は「病気の具合をしらべる。みる」という意味の漢字で、医療の場で限定的に使われることがほとんどです。
☆例文
・かかりつけの病院で、オンライン診療が始まったので、母を診てもらいました。
◇「看る」
「看病」「看護」「看守」の「看」は、手をかざしてみる様子から生まれた会意文字(意味を組み合わせて作られた漢字)です。
「手をかざしてながめる。目の前にあるものをしっかりみる。見守る。見張る」という意味があります。
世話をし、見守る時に使います。
☆例文
・彼女は病気の父親を本人の希望に添い、自宅で看ることにしました。
■立場に合った表現を臨機応変に採用することが大切
通常、ビジネス文書では、公文書にならい、常用漢字表にある漢字と読みを使うのが一般的です。Webサイトもそれに準じるところが多いでしょう。
しかし、例えば、介護の会社であれば、「見る」よりは「看る」の方がふさわしい場面も多いはずです。
表外の漢字や読みであっても、企業理念やお客様への思いをその方が的確に表現できるのであれば、臨機応変に採用し、より良い表現を目指しましょう。
(前田めぐる)
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