森且行が激白「SMAPメンバーとの『約束』を守った」/テリー伊藤対談(1) (1/2ページ)
1996年に芸能界を引退し、オートレーサーに転身した森且行。昨年11月には46歳にして、最高位のSGレース「日本選手権」で初優勝、日本中に明るい話題を振りまいた。オートレース界に身を投じて24年、その道のりはどんなものだったのか。約20年ぶりに再会した天才テリー伊藤が迫る!
森 お久しぶりです。最後、ユニクロのCMでお会いして以来ですよね。
テリー 僕が演出をやった。よく覚えてるなぁ。
森 もう23年ぐらい前です。僕がデビューしたばかりで。
テリー そうか、懐かしいなぁ。でも、よかったですね、日本選手権の優勝。全局、朝から晩までやってましたもんね。
森 びっくりしましたね。次の日の朝、起きてみたら、自分が出てるから「あれ?」って。
テリー あらためて、ゴールした時の気持ちというのは?
森 いやぁ、まさかこの年(46歳)で獲れると思ってなかったので。これまでSG(オートレース最高位のレース)初優勝の最年長記録が39歳だったんですよ。
テリー あ、じゃあ大きく記録を塗り替えて。
森 もう40を超えたあたりから、年齢的にも体力的にもちょっとマズいんじゃないかと思い始めてたので。でも、やっぱり「約束」があったから、どうしてもあきらめきれなかったですね。
テリー 約束って?
森 (SMAPを)やめる時に「お互いに日本一になろう」って出てきてるんですよ。そのあと、みんなすごい活躍で。僕もすぐ日本一になるつもりだったのに、24年もかかってしまって。
テリー レース後のインタビューではちょっと涙ぐんでましたよね。
森 ゴールした瞬間は「あれ、ほんとに勝っちゃったんだ」っていう不思議な気分で、涙はまったく出なかったんですけど、インタビューのひと言目ですかね。しゃべり始めたら、自然と涙が出てきて。
テリー コロナで大変な1年でもあったし。
森 そうですね。イベントとかも全部なくなって、全国のファンの方とも全然会えなかったので。優勝して、テレビにもたくさん出られて、いい報告ができてよかったです。