ルパンが日本に!?時価3500万円の絵画が忽然と消えた事件、犯人を知る人物が語ったヤバすぎる過去とは【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)

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「マルセル」は展示会の主催者を経て、1976年2月27日に貸出元のトゥールーズ・ロートレック美術館の元に無事戻った。

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 ここで気になるのが「マルセル」を所持していた会社員夫婦の存在だ。時効は過ぎていたものの、警察は会社員夫婦から事情聴取を開始した。結果、1973年秋ごろに知人の中学教師Aから預かっていたことが判明。警察はAに事情を伺うも、Aも「中身を知らないまま知人から預かった」と答えた。知人の名については「信義があるので言えない」一切口外しなかったという。
 
 Aは報道関係者の取材に対して次のように答えた。「警察の捜査対象になる物だと知人に渡された」「私も政治活動をしていたので、警察が興味をもつビラか何かだと思った」「私が口を開けば、何人かの人が関わり合いになるし、政治的信条を傷つけることになる」「われわれの年代には、警察が追いかけているから悪いヤツだというような、江戸時代的発想はない」。

 恐らく犯人に繋がる重大な証拠を知っているであろうAだったが、警察は時効の壁に遮られ追及することはできなかった。Aの話では政治的信条といった話も出てきたが、何かしらの政治団体による組織的犯行の可能性もあるのだろうか。もしかすると、単なる窃盗事件ではないのかもしれない。実際、日本とフランスを巻き込む国際問題にも発展した。一体、犯人の狙いは何だったのか。

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