テレビ観戦を盛り上げる「箱根駅伝」裏ガイド!「花の2区」注目選手は? (2/2ページ)
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悪天候の山登りをさせたくなかったのが理由です」(元東洋大監督・佐藤尚氏)
19年に5連覇を逃した原監督が「区間配置を間違えた」と振り返るほど重要な戦術ではあるが、外される選手も増えることになる。
「欠場が前提で登録される選手は『偵察メンバー』と呼ばれ、悲哀を味わうことになります。区間登録されれば両親や友人から祝福メールも届きますからね。多くの監督が『申し訳ない』と思いつつ、情報の口外を封じる。ただこれをバネにして、翌年、快走する選手も多いです」(スポーツライター)
4人から6人に拡大されたが、1日に変更できる選手は4人まで。そのため、往路は偵察要員だらけになりそうだ。
「往路は『2区』と『3区』にエース級をセットで組ませるケースが多い。前回の東京国際大がいい例です。今回は名門の早大(前回7位)が太田直希(3年)と、中谷雄飛(3年)を投入してきたら、他校にとっては脅威でしょう」(前出・佐藤氏)
監督同士の駆け引きにも注目が集まりそうだ。