なぜ宇宙人に出会えないのか?地球に来るコストが天文学的に膨大だからという説 (2/6ページ)

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天の川は135億年経過しているのだから、この地球で地球人が各大陸へと熱心に進出したように、超高度に発達した文明ならこれまでに銀河全体に進出したに違いない。

 ただ実際に宇宙人がそう思ったとしても、現実に星々を移動できなければならない。しかしそこには、星から星へと移動するために必要なエネルギーが天文学的な大きさという壁が立ち塞がる。

 アイシュタインが1905年に発表した「特殊相対性理論」によるなら、物体は光速よりも速く移動することができない。

 あの有名な「E = mc2」は、物体が光速に近づくほどに質量が大きくなることを意味する。そのため物体が光速に達するには無限のエネルギーを費やして加速せねばならず、光速に到達すれば質量は無限になる。早い話が、光速は実現不能ということだ。

 光速まで行かずともそれに近づくためのアイデアがいくつか提唱されている。だが光速のほんの数%という速度を実現するだけでも膨大なエネルギーが必要になる。このコストをどう解決すのかを扱った理論は皆無だ。

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