志村けん、野村克也、渡哲也…スーパースターたちが残した「魂の名言」 (5/5ページ)
「70歳なのに、こんなふうに報じられてうれしい。世の男性も頑張って」
このコメントが大いに受けて、大きな問題には発展しなかった。
「今なら“人間国宝を辞退しろ”とSNSで大炎上するかもしれませんが、当時はいい時代だったんですね」(前出の芸能記者)
人生を充実させるのは、ずっと夢中になれるものが必要だ。4月10日に、肺がんで亡くなった映画監督の大林宣彦さん(享年82)は、こう語っている。
「幸福に生きる秘訣は、自分の一番好きなことをして生きるということに尽きる」
大林さんは“好きなこと”である映画作りを晩年まで続けた。コロナ禍で一度は公開延期された新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』は、没後の7月に封切られた。
世界で初めて素粒子ニュートリノの観測に成功し、02年にノーベル物理学賞を受賞した物理学者の小柴昌俊さんも、大林さんに通じることを語っていた。
「自分が本当にやりたいことを見つけられたら、後はもう大丈夫」
“本当にやりたいこと”を追求し、世界から認められた小柴さんは、11月12日に老衰で亡くなった。94歳の大往生だった。