正月明けの“仕事始めの憂鬱”を防ぐ2つのヒント

アサジョ

正月明けの“仕事始めの憂鬱”を防ぐ2つのヒント

 正月休み、ゆっくり過ごせましたか。また、昨年は正月休みの休暇延長が呼びかけられていたこともあり、いつもより長く休暇を取っている人もいるかもしれませんね。

 さて、そのような中で心配になるのが、仕事始めのこと。長期の休み明けはうまく体調や精神が通常モードに戻せず、憂鬱になってしまいがち。これを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

 ビジネス集団エグゼによる「働くことがつらい人に送る13のメッセージ」(インプレス刊)には、休み明けの攻略法として、体温の調節を心がけて欲しいと書かれています。

 人は起床時に体温が低下しているとなかなか起きられないそうですが、就寝時間が夜の11時頃であれば、体温が下がるのは夜明け前頃で、早朝に起きる頃には徐々に体温が上がってきており、朝の目覚めも楽になるとのこと。しかし、夜中の12時頃まで起きていると、起きる頃には体温が一番低くなっているので、起きるのがつらくなってしまうのだとか。

 そのため、正月明けに近づいてきたら、早めに寝る習慣をつけ、できるだけ早く起きるようにすること。これで、仕事始めの朝も「今日は行きたくない……」という憂鬱な思いも多少は防ぐことができそうです。

 他にも、普段から起床後すぐに朝日を浴びることも推奨しています。これは、眠気を起こすホルモンのメラトニンをストップさせるので、目覚めがよくなるとのことでした。

 また、パーソナルコーチである石田健一さんの著書「しゃべらない仕事術」(クロスメディア・パブリッシング・インプレス刊)によると、正月明けの仕事始めは案件が溜まっていることもあり、「至急戻してください!」「午前中のうちに対応してください!」などと連絡を送りがちですが、逆に相手を憂鬱にさせてしまうこともあるとか。

 そこで、休み明け最初の連絡では、「○○様のおかげで大成功でした!」「とても素晴らしい提案でした」など、ポジティブな声かけをしたりメールを送ったりするとよいそうです。みんなが憂鬱の中、心がほぐされて周囲を楽しくさせますし、このような「人を元気にするために」という心がけを持てば、気分もよくなってやる気も出てきそうですね。

 仕事始めの憂鬱を避けるための対策、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

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