池袋・サンシャイン通りで閉店ラッシュ、限定メニューで愛された「松屋」も… (2/2ページ)

Asagei Biz

いくらテイクアウトやデリバリーに切り替えたところで、周囲に人がいなければ経営は成り立ちません。しかも、今回は山手線沿線の内側の都心部はオフィス人口の“空洞化”が目立ちます」

 結果、高齢者がよく訪れていた銀座や、会社員が行き交っていた渋谷、新宿、池袋、新橋などの飲食店がダメージを受け、一方で吉祥寺や下北沢のように住宅街に隣接したエリアの店舗には人が戻りつつあるという。

「繁華街にある大型店舗、商業施設に入る店舗なら家賃が150万〜200万円というのもザラですし、飲食店では従業員の人件費が重くのしかかる。しかも、飛沫よけのビニールシートや除菌剤など、これまで不要だったコストが増えるばかり。大手チェーンに限らず、内部留保が少ない個人経営の店舗も撤退せざるを得ない状況に追い込まれてしまうということです」(前出・コンサルタント)

 かつては、週末になれば人波でごったがえしていた「池袋サンシャイン通り」。池袋東口から全長約400メートルに及ぶその街並みは、コロナ禍で大きく変貌を遂げようとしている。

(灯倫太郎)

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