池袋・サンシャイン通りで閉店ラッシュ、限定メニューで愛された「松屋」も… (1/2ページ)

Asagei Biz

池袋東口
池袋東口

 新型コロナウイルスの第3波襲来に加え、感染力の強い“変異種”の上陸によって自粛ムード一色となった年末年始。静かな正月を終え、改めてコロナ禍の爪痕を感じさせるエリアがある。新宿、渋谷に続く都心の繁華街、池袋の街が今「閉店ラッシュ」で、様変わりしているというのだ。

「特に顕著なのが池袋サンシャイン通りで、ゲーマーたちから“聖地”として親しまれてきたゲームセンター『アドアーズ』の1店舗(※サンシャイン店は営業中)が昨年8月に閉店。老舗ゲームセンターの『シルクハット池袋』も、1月11日の閉店を発表しています。また、池袋で5店舗を展開する『松屋』も、12月30日をもって『池袋西口店』『池袋サンシャイン通り店』『東池袋店』の閉店を発表。他の大手チェーン店の飲食店もこの撤退に追随する動きが見られそうです」(タウン情報誌記者)

 とくに牛丼チェーンの「松屋」は池袋西口店と池袋サンシャイン通り店で、2階席限定の「豚めし」(290円)を販売。これが学生やサラリーマンに大人気で、昼時には常に行列が出来る盛況ぶりだった。

「これも2階席限定(11時〜21時)ですが、定食類の場合は、ライスの大盛または特盛が無料ですからね。『池袋でこの値段?』と、そのボリュームでファンに愛されていただけに、閉店のニュースは残念でなりませんでした」(前出・情報誌記者)

 こういった、池袋サンシャイン通りでの、相次ぐ閉店についてSNS上では、《最近池袋に行けてないけどまさかそんな状況に!》《懐かしいお店が……ぴえん》《やはり家賃の高さが響くのでしょうか?》《ええ……もはやハンズ以外何が残ってるんだというレベル……》とのコメントが相次ぎ《ダメだこれゃ……そのうち東京ゴーストタウンになっちゃう?》といった声も。飲食店のM&Aや売買仲介を手がけるコンサルタントが語る。

「やはり、大きかったのは“第2波”以降の客離れでしょう。6月中旬に『東京アラート』が解除され、接待を伴う飲食店やライブハウスも営業を認められ、全国的に休業要請が全面解除となりました。ところが、そんな矢先の8月に再び感染拡大が報じられた。そのため、オフィスに戻りつつあったサラリーマンやOLも、再びリモートワークとなり、飲み屋に繰り出すどころか、都心でランチを食べる機会も激減してしまった。

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