大場久美子「歌はあえて下手にするんです」ズバリ本音で美女トーク (3/5ページ)
大場 もちろん、年功序列のように、自分より経験を積んだ先輩を尊敬するのは大切だと思いますよ。だけど、なんでそこまで上と下を決めるのかが、分からない。……あ、ごめんなさいね。話が逸れちゃった。アイドル時代の話だっけ(笑)。
■林寛子とお笑いコンビを組んで『キングオブコント』に
――はい。大場さんはアイドルとして“歌手”デビューされたんですね。
大場 そう。役者をやりたかったので、2年間だけという約束でアイドルをしていました。当時コマーシャルに出ていた私を、芸能関係の人が見て、歌を歌ってみないか、という話が舞い込んできたんです。
――歌うのは好きだったんですか?
大場 はい! レコーディングも楽しかったです。それに私を歌手デビューさせてくれたプロデューサーさんに言われた言葉が今も印象に残っています。“あなたは役者なんだから、メロディも大事だけど、歌詞を大切にしなさい”って。ただ歌うのではなく、歌の意味をちゃんと伝えるようにする。この教えは後に、女優として活動する中でも、本当にためになりました。
――その後、大林宣彦監督の『HOUSE』でファンタ役に抜擢されたんですね。
大場 大林監督からもたくさんのことを教わりましたね。とにかくワンカット、ワンカットを時間かけて大切に撮影される監督さんでしたね。たとえば、まばたき一つにまでこだわられるんです。
――すごい。そんな細かいところまでこだわりがあったんですね。
大場『HOUSE』よりも前の話ですが、松竹のカメラテストに行ったときも衝撃的でした。このカメラテストで、初めてカンコに出会ったんですよね。
――カンコ?
大場 堀越学園で同級生だった林寛子さんのこと(笑)。