１月７日放送の『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）に、池田美優こと“みちょぱ”（２２）が出演。これまでの共演者で唯一、ある芸人に「キュンとした」ことを明かしたのだが、非常に意外な人物だった。

「有吉弘行（４６）です。テレビ史上初の“全局同時の冠番組レギュラー”を成し遂げていますが、毒舌や皮肉で有名な芸人。みちょぱが“キュンした”とは意外です（笑）。みちょぱがコロナの濃厚接触者となり、仕事が全部キャンセルになってしまった際に、有吉が励ましてくれたそうですよ」（女性誌記者）

　みちょぱは有吉が「大丈夫か！？」という心配の言葉だけでなく、みちょぱが出演するはずだった化粧品メーカーの生配信イベントについても「代役行けます」とジョークを飛ばして励ましてくれたことを説明。

「なんか有吉さんなりの優しさなんだろうなって思った。“意外とこういう連絡をくれるんだ”みたいな。“普段忙しいからゆっくり休みな”って言ってくれて珍しくキュンとしましたね」

　と、語ったのである。

■女性共演者からの評判がいい

　実は有吉は、女性からの好感度が高い。１９年１２月の『もし結婚したらザワつく男性ランキング』（女子ＳＰＡ！）で３０～４９歳の女性２００名にアンケートを行ったところ、２位は有吉だったこともある。

　また、１９年６月１６日放送のラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送)で指原莉乃（２８）も、「もしもひな壇にいるとして、優しいのは有吉さん」「有吉さんはすごい優しいんです。面白くないアイドルとかにも、ちゃんと厳しく言いつつも『まあ、そういうもんだろ』ってわかってくれてるっていうか。そういう意味では、有吉さんかな。優しさランキング１位」と、絶賛している。

「かつて有吉には、熱愛、相手の妊娠という誤報があったんですが、１６年の『女性自身』（光文社）で有吉の母親が“こういうの（できちゃった婚）だけはちょっと勘弁してもらいたいな……”“子供は結婚してから”と有吉が話していたことを明かしています。女性に対する恋愛観が、しっかりしているんですよね」（専門誌記者）

■昔からモテモテだった

　１８年４月２４日号の『週刊ＦＬＡＳＨ』（光文社）によると、有吉は昔から非常にモテモテだったという。有吉の実弟がいうには「（小学生時代）自宅まで訪ねてきて、兄にチョコを渡す女子が何人もいました」としつつも、高校までは「日ごろから女子に『ブス、バカ』と暴言を吐きすぎて、いざ告白されても、こっぱずかしくて、誰ともつき合えなかった」と明かしている。

「有吉は若手時代の９６年に『進め!電波少年』（日本テレビ系）のヒッチハイク旅企画で一躍スターとなりましたが、その後は低迷。その時のことを“天狗になって周りに人がいなくなった”と、自戒しています。それだけに、仕事がないツラさもよく分かっているのではないでしょうか」（前出の専門誌記者）

　女性だけでなく、男性の後輩芸人からも評価は高い。２０年１２月２９日にタカアンドトシのトシ（４４）は、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『こうもトシんご』にて、有吉について熱く語っている。

■後輩からも尊敬されている

「ゲスト出演していたオリエンタルラジオの藤森慎吾（３７）が“今、『有吉の壁』とかやって、本当に後輩芸人思いな部分もめちゃくちゃ強いじゃないですか。後輩をめちゃくちゃ見てくれてるなという印象がありますよね”と有吉を評したところ、トシは『Ｍ－１』にまつわる、有吉のエピソードを語ったんです」（前出の専門誌記者）

　トシは「昨日もロケで移動してるときに『Ｍ－１』今年どうなんだろうね』みたいな話になったら、俺がまったく聞いたことがないような後輩の話とかをしてるのよ。『すごいなこの人!』って」「そんなにテレビに出ていないベテランの人のことも知ってるし、今の若手のことも知ってるし。昔のテレビから今のテレビも知ってる。スポーツも詳しい。たぶん一番詳しいんじゃないかな、この人」と、有吉を絶賛したのである。

　かつては地獄を見ただけに、毒舌キャラで活躍しつつも周囲への気配りを忘れない優しさが備わったということか。全局同時の冠番組レギュラー達成も、その成果かもしれない。

　いまだ独身の有吉だけに、あとは自身の幸福を掴んでいただきたいーー。