吉田沙保里は号泣!プロレス、ボクシング…「レジェンド格闘家」が明かす「世紀の一戦」真相 (4/5ページ)

日刊大衆

“アジマ(輪島)、大丈夫?”と言ったトレーナーが、出ていくときにニヤッとしていたんだ。うまくいったね(笑)」

 勝負師・輪島の真骨頂が感じられる逸話だろう。

「勝負で一番大切なのは、相手の持ち味を消して、自分の持ち味をどれだけ出せるか。俺は中学中退だけど、社会で働いて、苦労した経験はあった。それが武器。学歴はさ、あって損はないけど、関係ないよ。大事なのは、自分の中にある力を表に出せるかだよ」

■桜庭戦で見えたホイスの焦り

 平成時代の格闘技界を席巻したのが、PRIDEに代表される総合格闘技だ。2000年5月1日、東京ドームで実現した桜庭和志vsホイス・グレイシーの分に及ぶ死闘は語り草だ。当時、現場で取材したスポーツライターの布施鋼治氏は、「あの一戦で桜庭は格闘技界のスーパースターとなり、総合格闘技ブームが沸き起こった」と振り返る(以下、発言は布施氏)。

「その6年前にホイスの兄・ヒクソンが日本に初登場して以来、グレイシーは日本にとって目の上のタンコブのような存在でした」

 中でも、最も“被害”を被ったのは、それまで最強をウリにしてきたプロレスラーだった。腕に覚えのあるレスラーが何人もリングに上がったが、多くが返り討ちに。そんな中、総合の強豪たちを次々と破り、一躍、プロレス界の救世主に躍り出たのが桜庭。そのハイライトというべき一戦が、ホイス戦だった。

「勝負は15分無制限ラウンド、レフェリーやドクターのストップはなしという特別ルールが採用されました。時間がたつにつれ、ホイスは焦りからなのか、セコンドのほうを向く回数が増えてきた。兄のホリオンがタオルを投入したときの会場の盛り上がりようは、ハンパでなかったですね」

「グレイシーハンター」の名が、格闘技の歴史に刻まれた瞬間だった。

■記憶に残る敗北

 敗れた一戦でも、記憶に残る大一番がある。

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