年末年始の会食で濃厚接触者に!体験者が明かす保健所の対応と「隔離生活」 (2/2ページ)

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直接徒歩で向かうことも可能だと伝えたものの、最寄りの駅から送迎の車を手配してくれるという。検査の前日か前々日に再度保健所から電話がある旨を確認して、電話を切った。

 担当者の話では、濃厚接触から発症までの潜伏期間は2日〜2週間と人によりまちまちで、現在は無症状であってもこれから発症する可能性があるため、毎日の検温と、何か異変があればすぐ連絡をしてほしいということだった。

 今後自身の健康状態がどのようになるか全くわからないが、取り急ぎ16日まで人と会えないことが確定したため、まずは家族に報告、取材や打ち合わせの予定はすべてキャンセルすべく、方々に頭を下げた。

 筆者はフリーライターであるため、一定期間のみと思えば人と会わずに仕事をすることも可能だが、他の業種では仕事自体が不可能だという方も多くいることだろう。保健所から告げられた自宅隔離の要請には従わなかった場合の罰則も、また補償もないため、一部の人間が仕事を優先して「黙ってやりすごすしかない」という考えに至っても不思議はない。

 1月8日には7884人と国内の新規感染者数が過去最多を記録したが、筆者のように、強制力を持たない隔離生活を要請された濃厚接触者はその数倍に及ぶだろう。今回の出来事で、会食のリスクを改めて実感させられることとなった。

(穂波章)

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