フェイスガードは効果なし!テレビ「不織布マスク本格導入」で消える番組 (2/5ページ)
ところが、これらには飛沫について吐き出し・吸い込みともにほとんど意味がないことが、スーパーコンピューター『富嶽』によって明らかとなったんです」(専門誌記者)
画像は国立大学法人豊橋技術科学大学令和2年度第3回定例記者会見の資料より引用
20年10月15日に国立大学法人豊橋技術科学大学が記者会見で発表した内容によると、「マスクなし」の飛沫量を100%とした場合、フェイスガードの吐き出し飛沫量は80%、マウスガードの吐き出し飛沫量は90%という結果が出た。
しかも、吸い込み飛沫量については「小さな飛沫に対して効果がなし」という結果も明らかとなっている。
「口と鼻に密着しているわけではないので、隙間から飛沫が飛ぶのは想像できますよね。ちなみに、もっともすぐれているのは、ポピュラーな不織布のマスクで、こちらは吐き出し飛沫量20%、吸い込み飛沫量30%と、かなりの予防効果があることが分かります」(前同)
■ウレタンマスクで個性をつけることもできない
ならばせめて個性を付けるためにオシャレなウレタンマスクを……というわけにもいかないようだ。ウレタンは吐き出し飛沫量が50%、吸い込み飛沫量が60~70%と、不織布に比べて大幅に効果が劣るからだ。
「20年11月26日の『産経新聞』で、理研チームリーダーで神戸大教授の坪倉誠氏は、“不織布は性能は良いが、毎回換えないといけない。布やウレタンは何回も使うことができる。性能と通気性と費用対効果を考えて選択してもらえれば”“同じ素材でも製品によって性能にはかなりの差があり、たとえば不織布でも布より性能の劣る製品も市販されている”としていました。