楽天・石井監督兼GMがマー君復帰を狙う切実な理由 三木谷オーナーの“イニエスタ級”大盤振る舞いはあるのか (1/2ページ)

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石井一久新監督
石井一久新監督

 田中将大投手にラブコールを送った本当の理由は…。東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久監督兼任ゼネラルマネージャー(以下=GM)が、いまだ去就の決まらない田中に「声を掛けない理由はない!」と、本格参戦を表明した(1月18日)。

 「ヤンキースが前レンジャーズのコリー・クルバー投手を獲得したことで、先発ローテーション枠が埋まりました。ニューヨークのメディアは田中を引き止めるべきだという論調ですが、今オフのヤンキースはチーム総年俸を2億1000万ドル内に収めたいとしており、そうなると、田中クラスの選手とはもう交渉できません」(米国人ライター)

 米メディアは「パドレスが有力」と予想し、MLB公式ページではエンゼルスも交渉に乗り出したとあった。

 田中が本当に楽天に帰還すれば、優勝も夢ではない。石井監督兼GMが熱くなるのも当然だが、こんな指摘も聞かれた。

 「新人を見て、スカウトの報告と違うというのが分かるのも、この時期なんです」(球界関係者)

 田中争奪戦の参戦表明がされる前、石井監督兼GMは新人合同自主トレを視察し、さらにコーチスタッフと春季キャンプの選手の一、二軍振り分けを話し合っている。

 その新人自主トレを指して、先の関係者がこう続ける。

 新人投手はキャッチボールのボールを見れば分かるんです。即戦力か、どうかが。昨秋のドラフト会議では即戦力投手の補強に重点が置かれました。でも、何人かいたみたいですよ、即戦力という報告がされていたのに、鍛え直す必要がある投手が」

 楽天の新人投手と言えば、大学ナンバー1左腕と称された早川隆久(早大)もいる。ドラフトでは6人を支配下指名したが、うち5人は投手で、高校生投手は1人だけ。即戦力の投手がどうしても必要だったのだろう。

 「田中はオフに帰国すると、楽天の施設で練習をしていました。

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