会社が社員に配ったクッションで行動を監視? 女性社員が毎朝30分間デスクにいないと指摘され発覚 (2/3ページ)

リアルライブ

サボっていたのならそれも問題」「社員を管理したい会社側の気持ちが分からなくもない。試作品だったのが本当なら、事前に社員にきちんと説明しておけば結果は違った」などの声が挙がっていた。

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 中国には、社員を卑劣な方法で管理し批判された会社がほかにもある。

 北京市にあるIT関連の会社が、社員がトイレを使用している時間が分かるタイマーを設置したと海外ニュースサイト『UNILAD』が2020年11月に報じた。同記事によると、会社側は個室トイレの上部に大きなタイマーを設置したという。タイマーは、社員が個室トイレに入った瞬間から起動するようになっており、個室トイレのドアの外にいる人に向けて設置されているため、個室トイレが空くのを待つ社員が、個室トイレにいる社員が何分トイレにいるのか分かるようになっていた。

 社員はタイマーがあることを不快に思い、数名がSNSに投稿して拡散された。会社は「人権を無視している」などと非難を浴びた。会社側は「トイレの数が足りないため、待ち時間を減らすためにタイマーを設置した。トイレにいる時間を減らすことで生産性アップにもつながると思った」と釈明したという。

 会社側が社員の仕事の効率を高めたいと思うのは当たり前である。しかし社員のプライバシーや人権を無視したやり方をしては、作業効率が上がるどころか会社は信頼を失い、社員のやる気が低下するだけになりそうだ。

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