若手選手を知らない!?「迷解説」で危惧される桑田コーチのウイークポイント (1/2ページ)

Asagei Biz

桑田真澄
桑田真澄

 メジャーリーグでも活躍し、大エースとして巨人を支えた桑田真澄氏(52)が“原政権”に電撃入閣。このギョーテン人事は、次期監督レースにも影響を及ぼしている。その先頭に位置していた阿部慎之助2軍監督(41)の「監督手形」が、白紙になったというのだ。

「今季が契約ラストイヤーとなる原辰徳監督(62)が禅譲を予定しているのならば、2軍監督からヘッドコーチへの配置換えがあってしかるべきです。2軍監督のままの留任は、1軍監督には時期尚早との判断でしょう。桑田コーチ自身は否定のコメントを出していますが、次期監督候補の1番手に抜擢されたのです。阿部2軍監督はポスト原から2歩も3歩も後退してしまいました」(スポーツ紙デスク)

 それでも、19年オフに原監督みずからが後継者に指名した時点では、阿部2軍監督の次期監督手形は確固たるものだった。球団関係者が明かす。

「原監督には、今季終了後の『GM院政計画』があると言われています。そのために阿部2軍監督とタッグを組んで長期政権を築こうとするシナリオを当初、描いた。現役続行も視野に入れていた阿部2軍監督を納得させるために、球団を介して私生活でも優遇し、本来の2軍監督の待遇を大きく超える条件を示したと言われます」

 そうまでして描いていた絵図をなぜ急に方針転換したのか。その背景には、本社サイドの意向も働いているようだ。

「ミスした選手に罰走や猛練習を命じるなど、旧態依然の指導法が思いのほか問題視されています。特に巨人にパワハラや体罰のイメージが付くことに、親会社は過敏になっているそうです。その点、桑田コーチは真逆のタイプ。まだシーズン中の桑田コーチの役割は明らかになっていませんが、巡回コーチのように1軍と2軍を行き来するようになれば、阿部2軍監督とギクシャクすることは間違いない」(スポーツ紙デスク)

 1月14日に新人合同自主トレを視察した際にも「たくさん走って、たくさん投げる時代ではない」と、阿部批判とも捉えられかねない桑田節でチクリ。早晩、一触即発の事態になりかねないのである。

 ちなみに、阿部2軍監督に関する懸念事項は、スパルタ式猛練習だけではなかった。非情になれない性格を「プロ向きではない」と突き放す声も出ている。

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