親指と人類の進化の関係。人類は親指が器用に動かせるようになる前から道具を使いこなしていた可能性(独研究) (3/4ページ)

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上がチンパンジー、下が現代人のものimage by:Harvati, Karakostis and Haeufle

・現代人とチンパンジーの中間の手を持つ猿人

 なお南アフリカ、スワルトクランスの洞窟で発見された「パラントロプス・ロブストス」という猿人の手は、ほかの猿人よりも私たちのものにずっとよく似ていたそうだ。

 その親指は、チンパンジーと現代人の中間くらいの作りをしており、親指の器用さは現代人と同じくらいだったらしい。

 パラントロプス・ロブストスは火を利用し、大型動物を狙いはじめた最初の人類だとされているが、それができたのは手先の器用さゆえだったのかもしれない。

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パラントロプス・ロブストスの化石 image by:Didier Descouens / WIKI commons

・器用な親指を手に入れる前に道具を使っていた可能性

 研究グループの見解では、このような変化が重要な進化上の利点をもたらし、その後200万年かけて続いた生物的・文化的な発達につながった可能性があるという。

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