化粧はできる武士のたしなみ!武士の心得書「葉隠」や戦国時代に見る男性のメイク【前編】 (1/3ページ)

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化粧はできる武士のたしなみ!武士の心得書「葉隠」や戦国時代に見る男性のメイク【前編】

オンライン会議や商談、リモート飲みなど、ビデオ通話にも慣れてきた今日この頃。カメラ映りを気にして軽い化粧をする男性も増えてきました。

実際、化粧をほどこすと目元や顔色が明るくなり、カメラ映りもよくなるため通話相手にも好印象を与える効果があります。

男性の化粧などというと、今どきの話のようですが、実は武士の時代も男性が化粧をするのは特別に不思議でもなんでもなく、かえって「できる武士」のたしなみとして推奨されていたのです。

江戸時代に、武士の心得を説いた『葉隠(はがくれ)』や、ことのほか身だしなみには気を使った戦国武将などから、現代にも相通ずる「男の化粧」の大切さを探ってみましょう。

武士の指南書『葉隠』

鍋島秘書 葉隠論語抄(写真:wikipedia)

『葉隠』とは、江戸時代の中期頃に書かれた書物で、肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝(やまもと つねとも)が、武士の心得を口述したものを、同藩の藩士田代陣基(たしろつらもと)が筆記したものです。

一般の武士を対象にした武士道論ではなく、藩主に使える武士の心構えや佐賀藩の歴史や習慣に関する知識などをまとめた内容。

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