歴史ファンでも意外と知らない?武士の世を語る上で欠かせない「大名」の語源を紹介 (3/4ページ)
大名行列。身分相応の格式を維持するために、莫大な金銭を浪費させられた。楊洲周延「温古東の花諸侯参勤之図」
大名旅行:豪勢な旅行。
※大名行列の華やかさから、さぞやカネ持ちに違いないというイメージなのでしょうが、実際は浪費によって謀叛の軍資金を貯めさせない搾取の一環でした。
大名下ろし:魚の三枚下ろし。
※猫にやる≒捨ててしまう背骨部分に多く身が残ることから、贅沢な魚の使い方とされています。アラ汁にしようとか、そんな発想はきっとありません。
大名切り:肉などを大雑把に切り分けること。
※お殿様は細かい目方なんて気にしません。欲しけりゃいくらでも持ってけ!とばかりの大盤振る舞いです。
大名買い:相手の言い値で買い物すること。
※お殿様は値切り交渉なんてケチなことはしません。何なら棚の上から下まで、それこそお店まるごと買い取っちゃうかも知れませんね。
大名商売:いわゆる「士族の商法」。
※買っていただくのではなく、売ってやる。その態度こそ、お殿様のお殿様たるゆえんです。たとえ商売がつぶれても、それは家来が悪いのです。