開発、愛嬌、玄関…あれもこれも!?仏教が由来になっている日本語たち (1/2ページ)

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開発、愛嬌、玄関…あれもこれも!?仏教が由来になっている日本語たち

さて、少し前に仏教由来の和食について紹介しました。

“懐石“という言葉は仏教由来?仏教と茶道の影響を受けた和食文化

そこで今回は、私たちが日常的に使っている言葉の中から、仏教が由来となってる言葉をいくつかご紹介させていただきます。

開発:新しい技術や製品を実用化することや、 知恵や能力などを導きだし、活用させることなどを意味する「開発」。この言葉は元々仏教徒の間で使われていた言葉でした。そもそも仏教では「開発」と書いて、「かいほつ」と読み、心を開いて仏を求める「発心」を起こすことを指していました。

大衆:「多くの人々」を指すこの言葉も、もともと仏教では「だいしゅ」と読み、仏教に帰依した多くの僧侶のことを指す言葉でした。また、平安時代以降は、僧兵のことをさし、やがて僧一般のことを指すようになりました。それが転じて、現代のような意味になったといいます。

蒲団:鎌倉時代に中国より禅宗と共に伝来した蒲の葉を丸く編んだ座禅用の敷物。室町時代ぐらいから蒲の穂や綿を布で包んだものを「蒲団」と呼ぶようになったそうです。現在でもよく使われている「布団」、こちらは当て字だとか。

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