「海外採用 → 即リモートワーク」の研修・オンボーディング対応を開始:リモート海外採用を促進(株式会社ゲットイット) (2/9ページ)

バリュープレス

その後、現地待機するも渡航制限解除の目途が立たなかったため、弊社は雇用の継続を最優先と捉え、6月1日より「海外採用 → 即リモートワーク」の新たな取り組みを導入するに至りました。

他の社員と一切対面することがないという状況において、海外採用者が仕事に慣れ、他の社員と良好な関係を築き、チームの一員として活躍できるよう、リモート・オンボーディングでは、ビデオ会議システムやビジネスチャット、バーチャルオフィスなどを用いて対応を行いました。


課題①:「言語の壁」が問題化しやすい → 「見守る」スタイルの言語サポート

「B-JET」経由で海外採用を行った社員は、ビジネスレベルの初歩的な日本語ができ、日本語学習への意欲も高かったものの、フルリモートの環境においては、身振り手振りが伝わりにくいなどの理由から、国内採用者と比較し、オリエンテーションや新入社員研修に5倍前後の時間を要することが分かりました。

海外採用者へのヒアリングにおいて、最も困難を感じる要素として「言語の壁」が挙がっていたため、「定時セッション(※)」には英語話者の社員を配置。言語習得の機会を阻害しないよう、基本的には見守るスタンスとしつつ、言語面のサポートを継続しました。

※定時セッション:研修期間中に「朝礼」「夕礼」として行う各回30分程度のビデオミーティング。雑談の時間を適宜とりつつ、朝礼では当日の研修内容の確認/目標の自己申告などを行い、夕礼では一日の振り返り/課題の進捗状況の確認/担当社員からのフィードバックなどを行う。


課題②:社員に話しかけるハードルが高い → 雑談を意図的に増やす

弊社の新入社員研修では、事業内容について複数の切り口から図などにまとめて可視化するという課題が与えられます。この課題に取り組むにあたって、従来、新入社員は施設を歩いてまわり、先輩社員に声をかけて情報収集を行うことで、自然と多くの社員と関わることができました。

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