堀未央奈センター「バレッタ」、大園桃子&与田祐希センター「逃げ水」PVに登場する外部俳優たちの共通点【乃木坂46「個人PVという実験場」第16回2/5】 (2/3ページ)
たとえばそうした人物の一人が、堀未央奈がセンターを務める2013年の7枚目シングル表題曲『バレッタ』MVに出演した手塚とおるだ。
https://www.youtube.com/watch?v=5DLrnKOiVlA
(※乃木坂46「バレッタ」MV Short Ver.)
『バレッタ』は、乃木坂46が数多く制作する全編ドラマ型のMVのひとつである。時折、楽曲が物語のBGMへと後景化するかのような瞬間さえある、このスリリングなドラマ型MVの中で、手塚は悪役となる“マエストロ”を、独特のアクを前面に打ち出して印象的に演じている。
その手塚はかつてナイロン100℃の前身である劇団健康に参加、そののちナイロン100℃の旗揚げにも加わった。20代半ばから30代はじめの時期を健康およびナイロンで過ごし、KERAが自身の父をモチーフにして書いた初期の名作『カラフルメリィでオハヨ~いつもの軽い致命傷の朝~』の初演時には、手塚が演出を担当している。
『バレッタ』の際にはすでにベテラン俳優の域に達していた手塚は翌2014年、乃木坂46「真夏の全国ツアー」ライブ中の映像内に登場、『バレッタ』MVでの“マエストロ”を再び演じる。またさらに翌年の2015年、今度は乃木坂46主演ドラマ『初森ベマーズ』(テレビ東京系)にも参加、グループとの共演が相次いだ。