海辺の漂着物は誰のもの?オレのもの!中世日本の荒っぽい習慣「寄物」とは (3/3ページ)

平和に見えても、油断は禁物。渓斎英泉「江戸八景 芝浦の帰帆」より。
あるいは「そのくらいは見逃してやらないと不満が暴発しかねないから、当局にさえ実害がなければいいか」と思っていたのかも知れませんね。
民が民なら、お役人もお役人……「海の幸」と一口に言っても、その恩恵を受ける側か、奪われる側か、昔の航海は現代以上に気が抜けなかったことでしょう。
※参考文献:
繫田信一『平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職』文春新書、2020年10月
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