飛行機の窓からとんでもないものが見えた!エンジンが炎上し破片が住宅地に落下するというトラブル
飛行機に乗っていたその乗客は何気なく窓の外を見ていたら、見てはいけないものを見てしまったようだ。エンジンが発火し、メラメラと燃えていたのだ。
アメリカ・コロラド州デンバー国際空港から離陸した飛行機にエンジントラブルが発生、燃え上がるエンジンから複数の破片が剥がれ、住宅地に落下するという事故が発生した。
広範囲にわたり、爆音とともに突如降って来た飛行機の破片で、屋根が破損してしまった民家もあったが、奇跡的にも地域住民の間に怪我人が出ることはなく、旅客機も無事にデンバー国際空港に引き返すことができたという。『The Denver Channel.com』などが伝えている。
・ホノルル行きのボーイング777、上空でエンジントラブル発生
2月20日の午後1時過ぎ、コロラド州デンバー国際空港からホノルルに向けて出発したユナイテッド航空328便ボーイング777に、エンジントラブルが発生。
乗客231人、乗員10人を乗せた旅客機の右エンジン部分が発火、黒い煙と炎を出し、外装の破片が剥がれ落ちた。
以下の映像は、飛行機の乗客が窓から燃えるエンジンを撮影したものだ。もし自分がこの飛行機に乗っていて、真横でこんなものを見てしまったら、飛行機に搭乗する前まで時を戻したくなるに違いない。
Large part of Boeing 777's engine fell after takeoff from Denver Intl Airport
・飛行機の破片が民家を直撃
その複数の破片は、空港から東へ50kmほど離れたデンバー郊外ブルームフィールドの2つの地区に落下した。
それは広範囲にわたり、公園や芝生の上、民家の屋根や庭などに機体の破片が次々と落下してくるという非常に危険な状態となった。
Debris from United Airlines Boeing 777 falls on Broomfield neighborhoods; flight lands safely at DIA
・旅客機の乗客や住民に怪我人なし
328便は、エンジンに緊急事態が発生したことを知り、すぐにデンバー国際航空へと引き返した。
午後1時半過ぎ、機体の破片が落下してきた住民たちからの通報を受けたブルームフィールド警察は、直ちに現場へと駆け付けた。
This photo was taken near 13th and Elmwood. Media stage in Commons Park on North side near dog park. PIO eta is 30 mins. pic.twitter.com/vfXlToB5mE
— Broomfield Police (@BroomfieldPD) February 20, 2021
住民たちは、後の取材でこのように話している。
とてつもない音が上空から聞こえたんだ。あまりに爆音だったので、軍用機でも通過しているのかと思って上を見上げたら、エンジン部分から黒い煙が出ている飛行機が見えたんだ。そしたらすぐに破片が降って来たから驚いたよ。
衝撃があったから、隣人のトランポリンが風か何かで自宅の庭に吹き飛んできたのかと思ったよ。外に出てみたら、破片が落ちていたんだ。すぐに飛行機の外装材だと気付いたよ。
Additional debris scattered across turf field at Commons Park. Please avoid the area if possible. pic.twitter.com/tmos5HBVwV
— Broomfield Police (@BroomfieldPD) February 20, 2021
ある住民は、ちょうどキッチンで娘のためにサンドウィッチを作っていた最中だった。爆音とともに、大きな機体の破片が屋根に突き刺さり、キッチンはひどい状態になったが、幸いにも避難できて怪我はなかった。

image credit: youtube

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ブルームフィールド警察は、このような事態の中で、住民たちの誰一人に怪我人が出なかったことは、まさに奇跡と驚きを口にした。
週末は、この地域の公園は犬の散歩をする人やジョギングする人たちで、混み合います。そんな公園や住宅地に破片が落ちたにもかかわらず、負傷者ゼロというのは、奇跡中の奇跡といえるでしょう。
この1件について、連邦航空局(FAA)は、同機が離陸直後に右側にエンジントラブルを起こしたこと、旅客機は無事に空港へ引き返したこと、飛行ルート周辺の落下物についても連絡を受けていることを明らかにし、国家運輸安全委員会(NTSN)とブルームフィールド警察が調査を実施することを発表した。
Another photo of debris from a home off Elmwood in @broomfield. pic.twitter.com/VXEHEMpeDD
— Broomfield Police (@BroomfieldPD) February 20, 2021
同警察は、「機体の破片に触ったり動かしたりしないでください」と住民に注意喚起を促している。
.@NTSB is sending a team to take over the investigation. Once again please don’t touch or move any debris and report to dispatch at 303.438.6400 ASAP. pic.twitter.com/zBl0s4jIFA
— Broomfield Police (@BroomfieldPD) February 20, 2021
米報道が伝えたところでは、デンバー国際空港に引き返した乗客たちは、同日数時間後にはホノルル行きの別の便に乗り換え、無事に出発したそうだ。
乗客は、空港に引き返すまでの間、燃えるエンジン部分の爆発音や振動を機内で感じていた可能性が非常に高いとされており、上空での恐怖は計り知れないものだっただろうと想像される。
なお、ユナイテッド航空によると、全てのパイロットはこうした非常事態に備えて、定期的にシミュレーション・トレーニングを行っているということだ。
written by Scarlet / edited by parumo