人を殺したと偽の通報 、「警察が出動したら除雪してくれると思った」と話す (1/3ページ)

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 さまざまな事情からつい嘘をついてしまうことはあるだろうが、海外では警察に除雪をしてもらうために殺人を犯したと嘘の通報をした男がいる。

 ウクライナ・チェルニーヒウ州で、とある男が除雪をしてもらうため、母親のパートナーの男性を殺したとの偽の通報をしたと海外ニュースサイト『New Straits Times』と『New York Post』が2月16日に報じた。

 報道によると2月13日の夜、男は「自宅で母親のパートナーの胸を刺して殺した。自首したいから自宅に来てほしい」と警察に通報したという。男は警察に「自宅周辺は雪が積もって車が通れないから、出動する際は除雪車も一緒に来たほうがいい」とも伝えていた。事件が起きた当時、男が住む地域一体は記録的な大雪に見舞われていたそうだ。

 警察は通報を受け出動し、男の自宅に到着したが、母親のパートナーも含め、男の家族は全員無事だった。警察が男に事情を聞くと、「殺人は嘘だった。自宅周辺に雪が積もっていて大変だった。自治体が除雪してくれていたけど、十分ではなかった。警察に通報し、出動したら除雪してくれると思った」などと話したという。なお、警察は除雪車とともに男の自宅に向かってはおらず、SUVで自宅にたどり着いた。男は虚偽の通報をした罪で最大119フリヴニャ(約452円)の罰金が科せられる可能性があるそうだ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「除雪してほしいという理由だけでこんな嘘をつくなんてありえない」「警察もいい迷惑。男の家族は通報を知っていたのか気になる」「意外と罰金が安くて驚いた。もっと刑が重くてもいい」などの声が挙がっていた。

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 海外ニュースサイト『The Guardian』によると、ウクライナ全域では2月初旬から記録的な雪が降っており、1日に約50センチの積雪が記録されているという。

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