ビタミンB3の市場規模、2025年には3億7300万米ドルに到達予測 一方、ビタミンB3多量摂取の悪影響から規制の動きも (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ビタミンB3の世界市場 (~2025年): タイプ (飼料グレード・医薬品グレード)・形態・原料 (天然・合成)・用途 (医薬品・栄養・消費者製品・農薬)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を2月24日より開始いたしました。
ビタミンB3の市場規模は、2020年の3億3000万米ドルからCAGR2.5%で成長し、2025年には3億7300万米ドルに達すると予想されています。機能的で栄養価の高い加工食品の需要の増加、食肉・乳製品の消費の増加に向けた飼料の質の強化、ビタミンB3欠乏症の有病率の増加などの要因が、ビタミンB3の市場をさらなる成長へと牽引しています。
COVID-19がビタミンB3市場に与える影響
飼料消費に対するCOVID-19の影響は、肉や家畜製品、および牛乳、卵などの副産物の消費に直接影響を及ぼしています。世界中で植物ベースのビタミン補給と栄養代替品のし好が高まっており、植物ベースのビタミンサプリメントの市場を後押ししています。
免疫力を高める特性を持ついくつかのビタミンB3サプリメントが市場で入手可能であり、新型コロナウイルスの出現後、感染のリスクを下げるとして売上が伸びています。世界的なパンデミックとその対策としてのロックダウンにより、健康に対する人々の意識と、免疫力を強化する製品に対する需要が高まっています。全世界的なCOVID-19の発生により、2020年はロックダウン、国境の閉鎖、および国境をまたがる輸送の遅延により、サプライチェーンが混乱し、ビタミンB3の製造が減速すると推定されました。
各国政府によるソーシャルディスタンスの確保などの措置は、職場で共に働くことができる人数を制限しています。政府の施策による制約が徐々に緩和されていくことで、2021年以降、ビタミンB3の市場は回復していくと思われます。
牽引要因:機能性・栄養強化加工食品の需要
加工食品で栄養を摂取することへの懸念が高まる中、食品業界を中心にビタミン摂取の需要が伸びています。