【調査結果】企業のESG活動は従業員のストレスにどう影響するのか?~社会関連活動は働く人のストレスにポジティブな影響~ (2/6ページ)

バリュープレス




E(環境)、G(ガバナンス)活動の一部は、はたらく人のストレスを高めうる

企業のESG活動への評価は、環境、社会、ガバナンスそれぞれに含まれる具体的な下位指標への評価からなります。それら下位指標がストレスに与える影響を分析した結果が、図1~図3です。これらの図は、値が正の方向に大きくなるほどストレスを改善する効果が、負の方向に大きくなるほど悪化させる効果があることを示しています。


環境活動は、ストレスへのポジティブ/ネガティブな影響が混在している

環境活動では、水資源の効率利用や地球温暖化を抑制するクリーン技術などの活用を示す水問題スコアやクリーン技術活用スコア、そしてそれぞれの管理スコアが、従業員のストレス状況にポジティブな影響を及ぼしています。環境に配慮し社会に貢献しようとする企業の姿勢は、従業員の業務に対するやりがいや組織への誇りへとつながり、結果としてストレスを抑制する可能性が考えられます。
しかしその一方で、有害物質の排出/廃棄に対する制限・管理等の活動は、従業員のストレス状況にポジティブな影響を与えていませんでした。業務遂行にあたり、有害物質の排出/廃棄に対する制限・管理の重要性は理解しつつも、業務が複雑になることで業務負担が高まるのかもしれません。


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企業の社会関連活動は、はたらく人のストレスを低減しうる

続いて、人権の尊重、公正な評価、多様性の推進、安全健康、労務管理、社会貢献活動などの企業の社会関連活動を見ると、労務管理や労務管理の管理は、従業員のストレス状況に統計的に有意にポジティブな影響を与えていることが見て取れます。
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