【調査結果】企業のESG活動は従業員のストレスにどう影響するのか?~社会関連活動は働く人のストレスにポジティブな影響~ (4/6ページ)
メンタルヘルスについての先行研究では、従業員のストレス状態は、離職や休職といった人材の定着と深いつながりがあることが示されています。(*3、4)そのため、企業として、今後も継続的にESG活動に取り組んでいく上では、それら活動と並行して、従業員のストレス状態の悪化を防ぐ活動が必要になってきます。
S(社会)の労務管理についての活動が、従業員のストレスを軽減する可能性とあわせて考えると、人事/管理職が従業員の労働状況を適切に把握し、必要に応じてケアすることや、従業員自身もストレスをうまくマネジメントするスキルを高めることが、企業としてESG活動を推進する際のポイントの一つと言えるでしょう。
今回の調査では、労働者のストレスという観点から、企業の安定的・持続的な経営のポイントを示しました。今後もピースマインドでは、企業の長期持続的な成長、さらには持続可能な社会づくりに寄与する研究、ソリューション開発、サービス提供を進めて参ります。
【リサーチ・アドバイザー 九州大学馬奈木俊介教授のコメント】
ESG、SDGsだからなんでも良いというのでなく、活動をしていくに従い、良い面、悪い面も出てきます。社内ガバナンスの点からも、社員の方々の働きやすさと企業の成長の両立を目指していくことが求められます。