4コマ漫画『ボートレース訓練生・美波』こぼれ話「訓練生にとって最高のアロマは？」
現在、テレビCMでも流れているボートレーサー養成所の入所式ですが、実は毎年４月と10月の２回あります。つまり、１年に２回の受験チャンスがあるわけです。
応募資格は15歳以上30歳未満で入所日に中学校を卒業していること。視力が両眼ともに裸眼で0.8以上であり、強度の色弱ではないこと。そして、男女ともに受験時の身長が175センチ以下で男子の体重が49キロ以上57キロ以下、女子の体重が44キロ以上52キロ以下。
この条件をクリアしていれば、まったくの未経験者でもプロアスリートを目指すことができます。
もちろん、スポーツ推薦枠もありますが、実際のところ、どんなスポーツを経験している人がボートレースに向いているのかは、いまだに解明されておりません。
つまり、健康的な男女であれば誰にでもトップレーサーになれるチャンスがあるわけです。
選手の平均年収は1600万円。しかも、トップレーサーになれば、１億超えもまったく夢ではありません。
ちなみに今回の漫画のように、福岡県柳川のボートレーサー養成所は有明海に面した自然豊かな場所にあります。それゆえ、都会生活では忘れがちな「自然の匂いや音」に満ち溢れています。潮風の香り、野鳥の囀りや草木の萌ゆる匂い、そして作物に実りを与える堆肥の薫香。
厳しい課業の中にある訓練生にとって、四季折々の音や香りは最高のアロマなのです。
