武田信玄が戦国最強軍団を築けた秘密?それは、家臣の意見を採用する合議制にあった【前編】 (3/3ページ)

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 合議により採用した意見は、川中島などの合戦に多く用いられた。(写真:wikipedia)

合議制が信頼感・連帯感を生んだ

 武田信玄の旗印「風林火山。(写真:wikipedia)

合議が行われる際に、信玄は出席した家臣全員に意見を述べるように促したとされます。そして、家臣の意見を取り入れることにより戦いで勝てたり、内政などの問題の解決に至った時、信玄は家臣の功績を第一とし褒め称え、しっかりとした報酬などで報いました。

武田家臣団と言えば、江戸時代の講談などで特に評価が高い武将の総称「武田二十四将」が有名です。しかし、こうした信玄の姿に、二十四将だけでなく多くの家臣たちはますます奮い立ったことでしょう。

さらに、武田家という組織の運営に、自分たちが主体的に参加しているという意識とともに、主君信玄に対する信頼感や連帯感が強まったのはいうまでもないことでした。

このようにして、『風林火山』の旗のもと、信玄の下知に従い、「はやきこと風のごとく」「しずかなることはやしのごとく」「侵略すること火のごとく」「動かざること山のごとし」のような際立った進退を誇る、戦国最強の武田軍団が構築されていったのです。

【後編】に続く……

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