植物油から作る次世代型プラスチックが誕生。ほぼ完璧にリサイクル可能 (3/3ページ)

カラパイア

マテリアルリサイクルには不向きな染料や充填剤入りのプラスチックにも利用できるし、他の種類のプラスチックが混ざっていてもOK。

 さらに今時の3Dプリンターの原料としては従来のポリエチレンよりも使いやすいとのこと。そもそも植物油をベースにしているので、原油などの化石燃料に比べればずっと持続可能だ。

 新しいプラスチックはその性能も素晴らしいという。検査の結果、融点は低いものの、構造・弾性・分子重量は従来のポリエチレンに匹敵する性能を持つことが確認されたそうだ。


・難点はコストが高いこと

 しかもこの優れた性質はリサイクル後も維持される。おまけに自然環境で速やかに生分解される可能性があるとなれば、なんだか夢のプラスチックに思えてくるがやはり欠点はある。

 それはコストが少々高くつくことだ。そのため今現在の法制度の枠組みでは、もっとも安い原料として化学産業で重宝されるエチレンと競合するのはなかなか難しいとのことだ。

 この研究は『Nature』(2月17日付)に掲載された。

References:academictimes / anthropocenemagazine/ written by hiroching / edited by parumo

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