登山で滑落したまま7日間遭難していた男性、寄り添い続けてくれた愛犬が心の支えとなり無事生還(イタリア) (1/3ページ)

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登山で滑落したまま7日間遭難していた男性、寄り添い続けてくれた愛犬が心の支えとなり無事生還(イタリア)
登山で滑落したまま7日間遭難していた男性、寄り添い続けてくれた愛犬が心の支えとなり無事生還(イタリア)

image credit:Soccorso Alpino e Speleologico Friuli Venezia Giulia - CNSAS/Facebook

 冬のイタリアアルプスにハイキングに訪れていた男性が、滑落して身動きできなくなるという事態に陥った。

 男性は、氷点下になる山の中で7日間必死に助けを待っていたが、無事生還できたのは、自分の傍を片時も離れずにいてくれた愛犬のおかげだったという。
・アルプスを登山中の男性、滑落事故にあう

 2月11日、イタリア北東部トリエステに住む33歳の男性(名は非公開)は、愛犬のアッシュと一緒に、ウーディネ北部のジュリア・アルプス山脈へ登山に出かけた。

 男性とアッシュは、毎年冬になるとアルプス丘陵地帯に出かけ、一緒にハイキングを楽しんでいるという。

 今回も、男性とアッシュは山小屋で宿泊したりテントを張って野宿したりしながら、数日間過ごす予定だった。

 ところが標高700メートルほどのところで男性は滑落。数メートル落下し、打撲などの怪我を負った他、足首を骨折して身動きができなくなってしまった。

 電波の届かない場所ゆえ、電話で助けを呼ぶことができない男性は、気温が氷点下になる山の中で遭難してしまったのだ。
 
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pixabay

・「愛犬がいたから生き延びられた」と男性

 2月15日、帰宅予定の男性が戻らないことを心配した男性の婚約者は、警察に「遭難しているかもしれない」と通報。直ちに捜索が開始された。
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