後任女性も「断らない女」だった!? 山田真貴子氏の”ごっつぁん体質”に肉迫 (1/2ページ)

Asagei Biz

山田真貴子
山田真貴子

 省内ナンバー2の総務審議官だった2019年11月、菅義偉首相の長男・正剛氏らから1人7万4203円の「和牛ステーキ、海鮮料理」などの食事を“ゴチ”になったとされる、山田真貴子氏(60)。月額給与の「10分の6」を自主返納したうえで3月1日に辞職。一応のカタをつける形になったが、

「内閣広報官の月給は117万5000円ですから、自主返納額は約70万円。それでも50万円近くは残るわけです。庶民感覚からしたら、そんな処分で済まされていいのか、との声が上がるのは当然でしょう」(全国紙政治部記者)

 山田氏は早稲田大学法学部卒業後、1984年に旧郵政省に入省。安倍政権時代の2013年まで、女性初の首相秘書官に起用され、広報などを2年間担当。17年には、総務省で放送行政を所管する情報流通行政局長に就任した。

「その後19年には総務審議官に就任。菅氏の長男らと会食したのは、総務審議官在任中のことです。官房長官時代から菅首相の信頼は厚く、昨年7月に総務省を退官。菅政権発足後には、女性初の内閣広報官に抜擢され、その後は首相会見の司会や仕切り役を務めていますが、菅首相へ厳しい質問をする記者が挙手しても指名しないなど、番記者からの評判は最悪でしたね」(前出・政治部記者)

 そんなこともあり、今回発覚した「高額接待」は、メディアの“総攻撃”を受ける形になったが、霞が関関係者は、「彼女の”ごっつぁん体質”は有名な話。すっぱ抜かれるのは時間の問題だったはずですよ」と苦笑いしてこう続ける。

「84年入省の山田さんはバブル時代の接待を知る世代。しかも、毎年、総務省に入省するキャリア官僚のうち、女性の割合は1割程度ですから、課や部でも紅一点の存在になる場合が多く、当時は性ハラ的なこともあった時代。彼女はそんな中を生き抜いてきたわけですからね。その後大蔵省の接待汚職事件で公務員倫理が厳しく問われ、2011年に国家公務員倫理法ができて供応接待が禁止されましたが、体に染みついた、”ごっつぁん体質”はそう簡単に抜けないでしょうからね。ま、いつかは発覚する日が来るのでは、と囁かれていたのは事実です」

 内閣広報官に抜擢される前の昨年6月、山田氏は若者に向けた動画で「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。

「後任女性も「断らない女」だった!? 山田真貴子氏の”ごっつぁん体質”に肉迫」のページです。デイリーニュースオンラインは、総務審議官山田真貴子菅義偉安倍昭恵安倍晋三社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧