『なぜ僕らは働くのか』を読んだ20代の若者たちは「仕事」をどう考えたか (1/3ページ)
仕事とは一体なんだろう。なぜ僕らは仕事をするのだろう――その答えは人それぞれだ。「お金のため」という人もいれば、「世の中の役に立つため」という人もいる。
いずれにしても、私たちの人生から仕事は切っても切れないものだ。どんな形であっても、お金を稼がないといけないし、自己実現をするために何かしらの活動をしていかなければならない。
しかし、日々の生活の中で、今、自分が仕事をしている理由が分からなくなる瞬間はないだろうか。毎日の繰り返しの中で、かつては能動的に関われていた仕事が、当たり前にこなさなければいけないものになり、「自分が仕事をしている理由」を見失ってしまう。
そんな社会人にとって必要なことは、自分にとっての「仕事」を見直し、仕事観をアップデートしていくことだ。
このほどオーディオブック版がリリースされた『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(佳奈著、池上彰監修、学研プラス刊)はマンガと文章で「僕らにとって仕事とは何か」を教えてくれる一冊。中高生向けに書かれているが、大人が読んでも気づかされることがたくさんある。

ここでは、「この本を読んだ」という20代の社会人3人に、本書を通して見つけた「自分の仕事観」について話を聞いてみた。
2年前に大手インフラ企業からベンチャーに転職した山崎さん(仮名/26歳男性)。社会人4年目を終えようとしている彼は、ベンチャーならではの幅広い業務をこなしながら仕事をしている。そんな中で母親からこの本を勧められて読んだそうだ。
「中高生向けの本だと思っていたのですが、実際読んでみたら大人も読む意味がある本だと感じました。