会いたくて…主を慕い都から海をひとっ飛び。樹齢千年「飛び梅伝説」の梅が咲く春が来た 【前編】 (2/4ページ)

Japaaan

神紋の『星梅鉢紋』(写真:wikipedia)

道真公が、生前こよなく梅を愛でていたという伝承に基づいて天神(天満宮)に用いられるようになったそうです。

幼い頃から梅をこよなく愛した道真

 幼少期の菅原道真を描いた作品(月岡芳年「月百姿」)

平安時代の貴族で、学者・漢詩者・政治家であった道真公。

幼い頃から漢詩や和歌の才能を発揮し、わずか5歳のときに庭に咲く紅梅を見てこのような和歌を詠みました。

『美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にも つけたくぞある』

「あこ(阿呼)」とは、道真公の幼名です。

紅色の梅の花が美しいなあ。自分の顔に付けて飾りたくなるな

……というような意味合いでしょうか。

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