打球速度は岡本に次ぐ166キロ!大型新人・秋広優人が覆した高校時代の低評価 (1/3ページ)

Asagei Biz

秋広優人
秋広優人

 3月に入りオープン戦もスタートしたプロ野球。そんな球春を盛り上げているのが規格外ルーキーだ。大学生ナンバーワンスラッガー、佐藤輝明(21)が度胸満点のフルスイングを披露すれば、球界最大の“巨人”が大器の片鱗をチラつかせる。まさに伝統の一戦さながらに熱気を帯びる新戦力を緊急レポートする。

 虎の宿敵・巨人にも、文字通りの“超大型巨人”が加入した。1955年のジャイアント馬場(登録名・馬場正平)以来となる身長2メートル選手として注目を集めているのが、ドラフト5位で入団した秋広優人(18)だ。

「高校まで投手と一塁手の二刀流をこなす選手でしたが、プロ入り後は大型三塁手として育成するプランが練られていました。当然、今年のキャンプでは、2軍や3軍で体作りと守備の型をじっくり叩き込む予定でした。しかし、試しで紅白戦に出してみたら快音を連発。急転直下で育成プランを再考することになったそうです。高卒の新人としては、異例の特別待遇といえるでしょう」(在京球団スコアラー)

 2軍の紅白戦2試合で7打数5安打の固め打ち。堀岡隼人(22)や戸根千明(28)のような1軍当落ラインの投手からも安打を重ねたことで「十分、1軍に値する選手」と、原辰徳監督(62)のお墨付きを得て、2月12日に1軍キャンプに合流した。

「昨秋のドラフトで『育成元年』を宣言したチームのPR要素を多分に含んでいるとしても、高卒1年目で木製バットに適応する力は本物です。鳴り物入りで中日に入団した根尾昂(20)でさえ、適応するのに2年を要しました。打球速度は主砲の岡本和真(24)の170キロに次ぐ166キロをマーク。コーチ陣が『イジるところがない』と口をそろえるほど、豪快な打撃フォームに感心していましたよ」(球界関係者)

 身長191センチの大型打者として活躍した駒田徳広氏も賛辞を送る。

「柔らかい打撃フォームで振れているので、長身のパワーを余すことなくボールに伝えられているのがいいですね。というのも、長身の選手は決まって窮屈な打ち方になりがちなんです。例えば身長170センチと190センチでは20センチの差がありますが、ストライクゾーンが20センチ広くなるわけじゃない。実際は5センチぐらいしか違わないんです。

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