重力で時空を歪ませる新しいワープ航法の理論モデルが発表される。物理法則的には可能 (3/3ページ)
普通宇宙船といえば、飛行機や船のように進行方向に対して細長い形状を思い浮かべるだろう。
しかしアルクビエレ・ドライブの場合、幅広で背が高い方がエネルギーが少なくて済むのだという。だから宇宙船の形は、お皿を立てたような斬新なものになる。
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・ますます増えるワープ航法の研究
もちろんあくまで理論上の話であって、すぐに実現できるわけではない。それでも、今回のものも含めてワープ航法についての研究はどんどん増えているそうだ。
この事実は、それが科学的に健全な原理に基づいていることを示唆するものであるとのことだ。
この研究は、『Classical and Quantum Gravity』(1月25日付)に掲載された。
References:businesswire / zmescience/ written by hiroching / edited by parumo