NHKが菅首相と二階幹事長に忖度!?「菅スネ夫と二階ジャイアン」と揶揄する声
3月1日に配信された『文春オンライン』の記事で〝NHKの人事〟に、菅義偉首相と自民党の二階俊博幹事長が関わっている疑惑が取り沙汰された。この報道に、ネット上からは怒りの声が続出している。
NHKは2月10日、『ニュースウオッチ9』の有馬嘉男キャスターと、『クローズアップ現代+』の武田真一アナの降板を発表。この降板劇には〝とある理由〟があると『文春』は報じている。
その理由とは「菅政権の怒りを買った」というもの。昨年10月、菅首相が『ニュースウオッチ9』に生出演した際、有馬キャスターは当時世間を賑わせていた〝日本学術会議〟をめぐる問題で、菅首相に質問を重ねた。すると菅首相は明らかにムッとした様子で「説明できることと、説明できないことがある」と述べていた。そして、11月ごろに有馬キャスターは周囲に、「辞めさせられそうだ…」と漏らしていたのだという。
また、『クロ現』には今年1月に二階幹事長が出演。新型コロナ対策を巡るテーマで、武田アナは政府の対応について言及した。すると二階幹事長は「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」とスゴんでみせたのだ。
急な降板は菅政権の怒りを買ったからなのか…この疑惑を『文春』が報じると、ネット上には、
《そんなんで怒るならニュース出るな。自民党応援団に囲まれてツイッターでもやってろ》
《2階は国民の怒りを買ったんだから早々に辞めろ》
《菅スネ夫が二階ジャイアンに言いつけたんだな》
《二階の機嫌をとりながら上り詰めてくうちに腐ったんだろうな》
《二階ならやりそうなのがなんとも…》
《事実だとして菅と二階はクソだけど圧力にあっさり屈するNHKも大概だな》
《菅も二階も根に持つタイプだからNHKが忖度人事をせざるを得なかったんだろう》
などの意見が見受けられた。
女性蔑視発言をしたオリンピック大会組織委員会の森喜朗元会長を擁護したことで、国民の怒りを買っていた二階氏。国民の〝反・二階〟意識は高まっているが、このくらいの騒動で辞めていたら、二階氏はとっくのとうに辞めているだろう。今後の動きにも注目したい。
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