『とくダネ!』三重県津市“自治会長”逮捕にだんまり「人権問題の闇を深めてる」 (1/2ページ)

まいじつ

『とくダネ!』三重県津市“自治会長”逮捕にだんまり「人権問題の闇を深めてる」

3月9日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、三重県津市の職員を〝私物化〟した自治会長に関するニュースを報道。問題の核心に触れようとしない番組の姿勢に、ネット上で批判の声が殺到している。

今回番組で取り上げられたのは、津市の自治会長が詐欺容疑で逮捕されたというニュース。番組によると、田辺哲司容疑者は知人の男と共謀し、自治会の看板工事をめぐり、市から補助金をだまし取った疑いをもたれている。

とくに世間から注目を集めているのは、田辺容疑者による傍若無人な行動。彼は市の職員を〝私物〟のように扱い、犬の散歩をさせたり、丸刈りや土下座といった前時代的な謝罪を強要していたという。また、自身が経営に携わっていた飲食店のイベントに参加するチケットを職員に購入させたり、職員を従業員のように扱い、皿洗いや調理をさせていたそうだ。

「詳しいこと」はタブー扱い?

田辺容疑者のこれまでの悪行が紹介されると、番組MCの小倉智昭は「田辺容疑者って何者なの?」「自治会長がなんでそんなに市役所の人間とかをコキ使えるんですか?」と疑問をぶつける。すると、キャスターの立本信吾は「その理由っていうのがまだちょっとわからないんですが…」と歯切れの悪い返答を行うのだった。

ニュースの背景が明かされない理由に対して、小倉は「この手のニュースはさ、カズレーザーさ。その背景のことを詳しく言えないっていうニュースなんだよ」と『メイプル超合金』カズレーザーに話を振る。これについてカズは、「詳しいことを知りたい方は残念ながらネットで自分で検索していただくしかない」とコメント。カズの発言を受けて、小倉は「背景がニュースできないってこともあるようですけど…では、続いてお天気です」と締めた。

そこはかとなく闇を感じる〝市職員の私物化〟のニュース。あえてボカすような報道姿勢に、ネット上では、

《背景言えないものをニュースにする謎》
《闇の部分を報道しない。クソ番組です》
《こうなった背景をあえて避けるような報道に違和感》
《もういい加減、メディアも国民も差別に忖度するのやめようよ。

「『とくダネ!』三重県津市“自治会長”逮捕にだんまり「人権問題の闇を深めてる」」のページです。デイリーニュースオンラインは、番組批判カズレーザーとくダネ!小倉智昭フジテレビエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る