自律運航船の市場規模、2030年に142億米ドル到達予測 サイバー攻撃のリスクが抑制要因に (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「自律運航船の世界市場 (~2030年):自律性区分 (完全自律・遠隔操作・部分自律)・船舶区分 (商船・防衛)・エンドユーズ (新造・改造)・ソリューション (システム・ソフトウェア・構造)・推進区分・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を3月11日より開始いたしました。
自律運航船の市場規模は、2020年の58億米ドルからCAGR9.3%で成長し、2030年には142億米ドルに達すると予測されます。この市場を牽引する主な要因としては、自律型プロジェクトへの投資の増加、次世代自律運航船の開発、状況認識船の需要の増加などが挙げられます。
COVID-19の自律運航船市場への影響
国際海運会議所(ICS)によると、船舶は全国際貿易の約 90%を占めています。COVID-19の発生により、世界中の貨物船や旅客船が地方自治体によって港から追い返され、30万人の船員が数ヶ月間海上で足止めされました。2020年4月には、ICSと国際航空運送協会(IATA)は、各国政府が乗務員交代便のための緊急措置を要求する共同声明を発表しました。2020年6月、ICSでは毎月約10万人の船員が雇用契約の終了を迎え、送還が必要になると試算しています。しかし、ほとんどの管轄区域では、通過する船員に対して、帰国や入港を制限する規則を導入しています。
COVID-19の影響で、MASS(自動運航船)関連のプロジェクトの多くが保留になっています。ヤラ・ビルケランド号は、2020年2月にルーマニアで進水し、2020年5月にノルウェーのヴァルド・ブレヴィーク造船所に入港し、管制・航法システムを取り付けて試験を受ける予定でした。しかし、パンデミックと世界的な海運の見通しの変化の結果、Yara Internationalは、その後建造を中止しました。COVID-19の経済的影響により、自律運航船プロジェクトのさらなる中断が予想されます。
推進要因:自律運航船プロジェクトへの投資が増加
自律運航船は、企業にとって地域を超えた市場の可能性を秘めていると考えられています。