超高齢出産。世界最高年齢のアホウドリが70歳でヒナを孵す(アメリカ) (3/4ページ)
・ウィズダムの長寿記録に驚き
オウムの寿命が長いことは知られているが、70年も生きるアホウドリがいるとは驚きだ。実際、21世紀初頭まではコアホウドリの寿命は40歳前後とされていた。
しかし2002年にその記録が覆されることになった。ミッドウェー島で作業していたUSFWSの生物学者チャンドラー・ロビンズが、壊れたタグをつけたコアホウドリがいることに気付き、新しいタグに付け替えようとした。
すると驚いたことにその鳥のタグには1956年の記録があり、しかもロビンズ自身がそのメス鳥にタグをつけていたことが発覚した。
それが当時推定年齢51歳となっていたほかならぬウィズダムで、平均寿命をはるかに超えて生きていることがわかったのだ。
現在の調査では、コアホウドリの平均寿命は62歳と推定されている。それでも、ウィズダムは70歳ということで、かなり長寿の域に達している。くわえて、高齢出産記録も更新中だけに、多くの専門家らはウィズダムの繁殖行動にかなり注目しているようだ。