加藤茶 かみさんと付き合い始めは左とん平と小野ヤスシがやっかいだった (1/2ページ)
テリー うまく付き合ったとしても、どうやって最後まで持っていくの?
加藤 いや、だから、それも自然に任せるよね。まぁ、うちに来てもらって。
テリー あ、そうか。家があるから「泊まっていかないか」って。
加藤 そうそう。だから自然な流れだよね。
テリー しかし、元気だよね。
加藤 元気でしょう。
テリー ちょっとだけじゃなかったですね。
加藤 「ちょっとだけよ、ちょっとだけよ」と言いながら、いっぱい頑張ってたのよ、俺(笑)。
テリー アハハ。でも、奥さんと結婚した時って「何だよ、若い女に騙されて」って、ずいぶん言われましたよね。
加藤 俺はよかったんだけど、かみさんがすげぇ叩かれてね。財産狙いとか、保険金狙いだって言われたんだけど。でも俺、みんなが思ってるほど蓄えなかったし。
テリー あ、そうなんだ。
加藤 でも、かみさんの実家は広島のほうにでかい会社を持ってて、すごい金持ちなのよ。だから本当は、俺が逆玉なの。みんなそれを知らないから「加藤が騙されてる」って。
テリー どっちかと言えば、奥さんが騙されてたんだ。
加藤 そうそう(笑)。かみさんと付き合い始めた頃、左とん平さんも小野ヤスシさんもまだ元気で、2人も言ってたからね。「お前みたいなジジイは、若い子に騙されてるに決まってる」って。「一緒に行って調べてやる」って、ついてきたりね。