南野陽子「米4杯おかわり」往年のアイドルがパワー不足を感じたら足を運ぶジャンボ餃子の名店 (3/4ページ)

日刊大衆

■餃子もビッグな店が好み

 ということは、ちくわの磯辺揚げが欠かせないのり弁にも目がないのか? と思いきや、そちらへの言及はなかった。食レポも結構こなしている様子のナンノだが、ほとんどがお膳立てに乗った風。地元・神戸での行きつけ情報などは拾えるが、残念ながら未訪問の店ばかりだ(中学と高校の途中までお嬢さん学校に通っており、ご近所の青谷ベーカリー寄っては「カツ玉子ロール」を食べていたらしい)。

 ナンノだけは特別。こうなったら神戸に行くか…と思った矢先、ナンノがぼくも折りにつけ食べる餃子を偏愛していると、過去の「週刊現代」(17年1月28日号)の記事で読んだ。

 ナンノはそこで銀座「天龍」の名物餃子を紹介。初来店は02年のことだったという。当時のナンノは昼の連ドラの『一攫千金夢家族』(TBS系)で主役を演じ、長丁場の収録に身体が悲鳴を上げていた。そんな彼女を見かねた、新人の男性マネージャーが自腹でおごってくれたという。

「(前略)大きさにビックリ。かぶりついたら、おいしい肉汁がジュワッと出てきて、夢中で一皿平らげちゃった」

 なによりナンノはマネージャーの「ここは僕に払わせてください」の一言にグッと来たようだ。

「それ以来、パワー不足を感じたら、ここに来て、餃子をモリモリ食べて“餃子祭り”しちゃいます(笑)。打ち合わせのあと、お疲れ気味のスタッフを連れて来ることもあるし、時間がないときはテイクアウトするくらい好きなんですよ」

 天龍は1949年創業のジャンボ餃子の草分け。その頃から変わらぬ調理法を守り抜いている。上質な豚のモモ肉に産地直送の新鮮な白菜と長葱、醤油を加え、石臼で約40分練った餡を厚めの皮で包み、ふっくら焼き上げる。ニンニクなどの香味野菜を一切使用せず、臭いの心配は無用。

 よって女性ファンも多い。直系11cmの焼餃子は8個入りで1150円。ナンノが『スケバン刑事』で振り回していたヨーヨーのゆうに2倍近くある。それだけで一食が成り立つボリュームだ。「エビのマヨネーズ和え」など単品メニューや麺類も何気に旨いが、少人数だと2〜3品をシェアしてすぐ満腹になる。

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