吉本芸人が動画配信の舞台裏を激白「登録者300人でもYouTubeを続ける理由」 (1/2ページ)

Asagei Biz

藤原光博
藤原光博

「コロナ禍でお笑いの仕事が減ったかといえばそうでもないんです。相方の水野(透)がそんなにガツガツしたタイプではないこともあって、もともと出番が少なかったとも言えますが(笑)。とはいえ、3カ月に一度のペースで開催していた単独ライブは、コロナ禍でしばらく中断。俳優の仕事も細々とやらせていただいていますが、一人で何ができるんだろう…。そう考えた時に『そうだ、YouTubeだ』と。けっして周囲の流れに乗ったというわけではなく、自分の意志で始めたことです」

 こう話すのはお笑いコンビ・リットン調査団の藤原光博(58)。吉本興業所属のお笑い芸人で、近年は「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)、「極主夫道」(日本テレビ系)といった人気ドラマに出演するなど俳優としても活動の幅を広げている。そんな藤原がYouTubeチャンネル「リットン調査団 藤原チャンネル」を開設したのは、今年に入ってからのこと。2月10日に公開した第1弾の動画《【おもろい猥談】藤原光博の体験談。今回は「公衆便〇」》のタイトルからもわかるように、藤原がカメラの前で猥談を話すというスタイルで、テレビの地上波ではオンエアできない内容ばかり。

「映像編集はほぼ素人なので、まだ細かい編集作業はできません。だから1本の話芸なら、ほとんど編集なしでアップできますからね。途中でトチったらカメラを止めて、もう1回最初から撮り直しです」(藤原)

 舞台裏ではそんな苦労を重ねながらも、登録者数は300人台(3月8日現在)と伸び悩んでいるのが現状だ。それでも、霜降り明星(登録者数約127万人)、EXIT(登録者数約70万人)、四千頭身(登録者数約42万人)といった「第七世代」の芸人へのライバル心もあるようで…。

「もう58歳で、老人といっていい年齢にさしかかっていますからね(笑)。それでも第七世代とか若い世代の芸人には、リスペクトしつつも『負けないぞ』という気持ちは常に抱いています。ちなみに、YouTubeを始めるにあたって、もちろん会社(吉本)の許可は取ってますよ」(藤原)

 YouTubeの世界では、登録者数が1000人を超えてはじめて広告収入が見込めると言われる。この“1000人の壁”が立ち塞がり、現段階ではまだ無報酬。それでも藤原は週に3回ペースで更新を続けている。

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