ジャニーズはもう不要?『音楽の日』“脱ジャニーズ”で視聴率10%越え達成 (1/2ページ)
3月11日に放送された『音楽の日』(TBS系)の平均視聴率が10.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)だったことが分かった。
同番組は2011年7月、〝音楽の力で日本を元気に!〟という願いを込めてスタート。TBSの安住紳一郎アナウンサーと、タレントの中居正広のコンビで、10年にわたりアーティストたちのパフォーマンスを届けてきた。
今年は4時間の生放送で、MISIAや『Mr.Children』の桜井和寿、『サンボマスター』などが出演。また、13年に解散した『FUNKY MONKEY BABYS』が、8年ぶりに一夜限りの再結成を果たし、『ありがとう』『ちっぽけな勇気』『あとひとつ』の3曲を披露した。
この放送に、視聴者からは
《素晴らしかったです! コロナ禍でも工夫を重ねて本当によくやってくれました。ぜひ、来年も開催よろしくお願いします》
《MISIAのワンマンライブの様でしたね。特にブルーインパルスとの歌唱は最高で涙が出ました。こんな素晴らしい音楽番組が地上波で観られるなんて、思ってもみなかったなぁ》
《音楽の素晴らしさを再認識しました。多くの人を勇気付けたり、心の支えになればといった「意志」が「音」に乗って飛んでいく、そんな感じがしました》
《オープニングから鳥肌がたった! 宮城で被災したけど、あれからもう10年経ったんだなぁ》
《口パク歌手じゃこんなに感動することはないだろう。純粋にホンモノの歌を聴けた感じがした》
などと、大絶賛の声が続出している。今年は震災から10年ということで、視聴者の番組に対する思い入れもかなり強かったようだ。
アイドルやジャニーズに頼りきりの音楽番組そして平均視聴率は10.7%で二桁をキープ。4時間という長丁場だったことを考えれば、成功だと言えるだろう。しかし視聴率は「もう少し〝ドーピング〟で伸ばすこともできた」と考える意見もあるようだ。
「番組開始前から大きな注目を集めていたため、局側からすれば『なんとか二桁に届いた』という印象なのではないでしょうか。その要因はさまざまに上げられていますが、一番の要因は、ジャニーズが『Kis-My-Ft2』しか出演していなかったことでしょうね。